前に、海外出張に言ったときのお土産は日本のお菓子ということを書いたんですが、学術的な研究ではどうなっているか見てみました。
日本デザイン学会の2016の研究
日本デザイン学会の2016の研究「同僚へのおみやげ選択時の行動および視線の日米比較」という研究があります。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssd/63/0/63_177/_pdf/-char/ja
実験方法は、「大学生を対象に千葉大学とGonzaga Universityで行い、 日本人 48 名 ( 男性 32 名、女性 16 名 )、アメリカ人 56 名 ( 男 性 17 名、女性 37 名 ) であった。どちらも暗室で実験を行い、 数分の暗順応を行った。 1 つの呈示画面に 9 種の商品画像が 3 × 3 で整列してあり、 9 種は菓子類、雑貨類、食品類の商品が 3 種ずつで構成されて いた。呈示画面は全 4 パターンであり、被験者はは「自分」「親しい友人 ( 以下 友人 )」「家族」「同僚・ クラスメート ( 以下 同僚 )」の 4 つの対象へ贈るおみやげを商 品群の中から 1 つずつマウス操作で選択する。」というもの。
その結果は
「菓子類の選択率は日本は 89.1% なのに対しアメリカは 53.1%。 雑貨類の選択率は日本は 4.2% なのに対し、アメリカは 38.6% と高い値を示した。」
この実験によると、アメリカ人は必ずしもお菓子が最も一般的なお土産とは思っておらず、今後は安易にお菓子を選ぶのではなくて雑貨も少し検討したほうが良いかもしれません。私ももっと研究してみます。
まとめ
学術的な研究ではアメリカ人はお菓子を出張のお土産にするのは一般的ではないみたいですね。私も、これからもっと研究してみます。今の所、おすすめはやはりお菓子ですが。
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