出張費の規程

皆さん、自分の会社の出張費の規程をご存知ですが？

これ以外とちゃんと見ていない人が多いんですね。実は法律上、出張旅費既定の内容や金額等に明確な定めはないため、会社ごとに設定しているのです。

日本と欧米の出張費の違い。

欧米の会社と日本の会社で、出張費の規程の考え方にすごく違いがあるのはご存知ですか？日本の会社は日当の考え方があり、食事などはそこから出しますよね。外国の会社は基本的に全て実費精算です。食事はもちろん、ホテルでのクリーニング代など全て実費で精算してその代わりに日当はありません。

出張費と行動の関係

その精算の違いでどんなふうに行動が変わるでしょうか？欧米の人が日本に来ると、一流のホテルに泊まり、食事も豪華に食べて、ワイシャツはホテルでクリーニングして、靴まで磨いてもらって交渉に臨みます。なんとなくよく見る光景だと思いません？ところが日本人はできれば日当以下に抑えたいという考えがでてくるから、ホテルもなるべく安いところ、食事も安く済ませて、ホテルのクリーニングは使わない。ということになります。だから、日本のビジネスマンは出張にいってもちょっとさえない、なんてことがあります。

「出張に行ったら一流のホテルに泊まれ。なぜなら、出張先でお客さんに会うと必ずどこに泊まっているか聞かれる。その時に、『帝国ホテルです』と答えるのと、『神田のカプセルホテルです』と答えるのとどちらがいいと思う？」ということを言う人がいます。一理あると思いません？

ビジネスマナー

ビジネスマナーも時ともに変わりますよね。でも基本的な考えは覚えておいて損はないです。後は、自分に合わせて自分のスタイルを作りましょう。それで、嫌われたらしょうがないです。

得して損する

それと、出張費をごまかして得をしようなんて思ってはいけません。そんなことをしても、せいぜい得するのは数万円程度、そんなことで人事部から目をつけられて、自分の評判をおとすなんてことになれば全く割に合わないです。つまらないことを考えるのはやめよう。